ついにジャガイモが…
こんにちは!
お久しぶりです!
やばい。全く更新できてない。
最近、やらなくていいことはやらなくていいということを実感しています。
まぁまぁ、そんなことはさておき、前回(2ヶ月前)の投稿で我が家のベランダでメキメキと育つジャガイモの写真を載せていたのですが、現在はこんな感じです!!
うそ、だろ。。。
枯れてる orz
なーんて、大丈夫!
実はジャガイモは葉っぱや茎の部分が黄色くなってきたら収穫の合図なのです!
前もって調べててよかった!
知らなかったら枯れ始める前に掘り起こしてましたね。
今回、写真奥の葉っぱとか茎が黄色くなっている2株を収穫しました!
小さいプランターの中にたくさん植えていたので一個一個が小さいじゃがいも君になっていました。
これはこれで可愛い!
本来は半分ぐらいの株数だとちょうどいいはずなので、もしじゃがいも育ててみようか悩んでいる人がいたら参考にしてみてください。
せっかくなので洗って並べてみました。
だんご三兄弟ならず、じゃがいも家族?みたいな感じになりましたね。
初めてのじゃがいもの収穫嬉しくて、軽く眺めてしまいました!
そして、最後はじゃがいも本来の味を楽しめそうな素揚げでいただきました!
一番小さいじゃがいも君は銀杏みたいな苦味を感じました。
とはいえ、じゃがいも全部おいしい!
メークインの種芋から育てていたのでしっとり系のじゃがいもに仕上がっていてすごく美味しかったです!
次は何を育てようかな〜
っと、その前に、冬の間で土作りからやり直したいと思います。
それではまた時間ができたら更新しますね!
連作障害ってどんなもの?
どうもこんにちは。
ベランダで育てているジャガイモの成長速度に驚いている福岡の大学院生です!
学びたいことがありすぎてなかなかブログを更新する時間が取れず月2回ぐらいのペースでしか書くことできなそうですが、ほのぼのしたものから農業とITについての話題までお伝えしたいことがあれば書いていきますので、ぜひゆるい目で記事をお待ちください。
連作障害とは
さて、今日ブログに書くことは「連作障害」というものについてです。
農業界隈の方は知っているワードかと思いますが、連作障害とは毎年同じ場所に同じ野菜を育てることで、土壌が悪化し野菜に病気をもたらすものです。土の栄養に偏りが出たり、病害虫が住み着いたりすることで野菜の生育に影響を与えてしまうイメージです。
今回は僕のベランダで育てている、「ほうれん草」でその環境を作りました。わざとその状況を作り出すのは心苦しいところがありますが、より野菜のことを知ってより良い野菜を作るためには必要だと思いました。お許しください。
連作障害には連作年限と呼ばれるこの期間は連作を避けてくださいという期間が目安として定められています。ほうれん草は1年間です。発生する障害についてはこちらを参考にしてください。
僕のベランダの栽培環境について
僕が今回収穫を目指すにあたって3つのパターンでほうれん草を栽培する環境を作りました。種は、鉢に対してまんべんなく植えるようにしています。
1. 半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)
2. 半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)
3. 新しい土、※塩水選を行った種を使用(白鉢)
下の写真を参考にしながら確認してください。(種まきから約1ヶ月の様子)
上の画像だけでも、生育の状況が異なる様子がわかるかもしれません。
まず、茶色鉢について考えてみます。
※半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)
僕が想定していた病気とは全く違いましたが、以下のようなことが起こりました。
・種が発芽しないものがある
・発芽しても成長が止まってしまう芽があった(画像からは取り除いてます。)
・生育の状態がバラバラ(よく成長しているものやそうでないものが混ざっている)
次にこげ茶鉢について考えます。
※半年前と同じ土、塩水選を行った種を使用(こげ茶鉢)
こちらもまた想定外でした。
・ほとんど茶色鉢と同様の状況が起こった
・発育の様子はどの芽も同じように育っている(但し、発芽後に成長が悪く取り除いている芽は存在している)
最後に白鉢についてです。
※新しい土、塩水選を行った種を使用(白鉢)
こちらは想定通りの成長を見せてくれました。
・鉢全体から発芽している
・成長のスピードがどの芽も同じぐらい
まとめ
土を変えたもの、種まきの時期をずらしたもの、塩水選を行ったものを組み合わせて3パターンのほうれん草の生育をみました。
今回の成長を見ると次のようなことがわかったのかなと思います。
・ほうれん草は半年で連作すると発芽と発芽後の成長に影響がでる
・1週間早く種を蒔いた茶色鉢の1週間ほど早く発芽したが、その後は新しい土を使用している白鉢のほうれん草と同程度の成長具合になっている
・こげ茶・白鉢の芽の成長具合から、塩水選を行った場合には発芽後の成長がどの芽も同程度になり、塩水選の効果が実証された
因果関係はわからないですが、こんなところかと思います。
やはり、発芽しなかった芽や、成長の悪い芽が存在したことを考えると今回僕の好奇心で環境を変えて育てているほうれん草に謝りたいです。
僕はその分今成長している野菜達と、これから育てる野菜達を美味しくすることで野菜達に恩返しをしていきたいと思いました。
今回は「農業」に関するお話を書きました。
ブログの感想や今度はこんなことを試してみてはというものがありましたら、ぜひぜひコメントしていただけると、いろんな人たちを話ができるのでよろしくお願いします。
次回「農業」「IT」どちらか、もしくはどちらも合わせた話になるのかは決めていないですが、また書いた時にはほのぼのした気持ちで読んでみてください。
それではまた(^^)/~~~
サイボウズにインターンしてきました!!
こんにちは!
今日も、ベランダで育てている野菜たちに水を与えて成長を見守る福岡の大学院生です!
今日は、「エンジニア」に関連のあるお話をしようと思います!
実は、
なんとっっっ!!!
サイボウズ株式会社様のサマーインターン2017に参加してきました!!!
と言いつつ、すでに先日インターンシップに参加したことを書いています。読んでいない人はこちらからぜひ読んで見てください!僕がこのブログを始めたきっかけも踏まえた内容になっています。
先日書いたブログはインターンシップに参加して考えた自分のことについてのお話をしたのですが、今回はインターンシップの内容について書いていきたいと思います。
サイボウズのインターンシップ
サイボウズ様のサマーインターンは全部で5つのコースがありました。
僕はその中で一番大好きなWebサービス開発に携われる「Webサービス開発コース」に参加しました!
9月4日(月)〜9月8日(金)の1週間の日程でサイボウズを満喫してきました!
インターン初日
インターンシップ初日は午前11時に日本橋タワーに集合でした!
前乗りした甲斐もあり、1時間近く早く着いたので(心配性なもので(・・;))通り過ぎて、近くのビルの地下に行ったり、探索したりと少し楽しんでからゆっくりエントランスに入りました!
上の写真にある綺麗な入り口の自動ドアすぐのエレベータから7階に上がった後、目の前に広がるのは近未来的な入館ゲートで、っえ!?次どうすれば入れるんだ?と焦りました。
今回は事前に、サイボウズ様から入館用のバーコードを受け取っていたので、それを使用して入館することになるのですが、
招待の時に頂くバーコードでは入館ゲートは入れません。
無人の入館証発行機が入館ゲートの真向かいにあるので、そこでバーコードをかざして入館証を発行しましょう!
僕は第六感が働いたおかげで入館ゲートをくぐる前に「なんか怪しい!!」と思ったので(ほんとですよ!)、「ブブー」となることはありませんでしたが、ここは間違えやすいポイントだと思うので気をつけてください!
そしてようやくサイボウズ株式会社の受付である27階に着いたら、そこにはカメラを構えたお兄さんが!!
「パシャッ」
右手には「kintone」のロゴ、左手には「ボウズマン」を持ち写真をとりました!
これが、インターンシップ期間中の僕のアイコン画像になりました!!
今回のインターンシップでは、全員で6名の参加者で開催されました。
- Webサービス開発コース:3名(うち1名は松山)
- UX/UIデザイナーコース :3名
人事の方から会社のことやオフィスの紹介がある中、みんな、一癖も二癖もあるメンバーでしたが優しい人ばかりで和やかな雰囲気で進めることができました!
途中でオフィスにあるハンモックで寝たりしながら…😴
こうして、初日の午前中は過ぎて行きました。
「Webサービス開発コース」と「UX/UIデザイナーコース」でコースごとに集まって説明がありました。
チューターとなるエンジニアの方との顔合わせでした!
やはり、会って話す前は不安ですが、顔合わせをして、
この方なら安心できる。
と、直感的に感じました!
実際に5日間を通して僕の良い部分も苦手な部分も全て受け入れて接してくださる優しい方でした!!
Webサービス開発コースではお客様からの要望を元に、その機能の企画からプロトタイプを作成するところまでを体験しました。
初日は、そのお客様の要望からどれを課題として設定するかを考えるために要望を詳しく説明して頂くことと、開発の環境を整えることに時間を費やしました!
あっという間の初日でしたが、夜にはThe 東京というようなお洒落なお店でディナーでした!
これから4日間インターンシップがあるのに、普通に好きなだけお酒を飲んだことをお許しください(^^;;
この後、宿泊先のホテルに帰り着いたのは10時前で、疲れてぐっすり寝ることができたことは言うまでもありません。
インターン2〜4日目
インターンシップ2〜4日目は勤務時間の半分以上を機能の実装に費やしました!
一日の流れとしては
- 午前:一日の流れの説明と、座学
- 午後:機能の実装
のような流れで進んで行きました!
それでは一日ごとに自分の気持ちと共に振り返って行きたいと思います!
ちなみに、2日目からは社員さんっぽく名札で入館しました!!
サイボウズ様の一員になった感覚で誇らしいというか、嬉しかったです!!!
インターン2日目
初日に説明を受けていた、お客様の要望の中から自分が取り組んでみたいものを選択しました!
今回僕が選んだものは、kintoneのとあるページの印刷用の画面を作成することでした。
なぜ、印刷画面の生成の課題を選んだかというと、僕が大学で触っているシステムにも印刷画面を作りたいものがあり、その参考になるのなら学習と、インターンシップを終えた後にも使用できて一石二鳥ではないかと思ったからです!
そして、午前中の座学では「仕様書の書き方」を学び、午後からは実際に選択した課題の仕様書を書きました!
学生にとって仕様書は身近なものではないですが、チューターの方と相談しながら、
- なぜこの機能が必要なのか
- 誰にとってこの機能は好ましいのか
- どういう場面で使用されるのか
のようにその機能が現場で、どのような活用のされ方をするのか想像しながら仕様書を作成しました!
普段から利用者の目線に立つようにしている部分は役に立ったと思うと同時に、僕にはエンジニアの目線が足りていないなと感じました。
利用者から見たらあるといいなとか、こっちの方がよくない?という部分があるのですが、エンジニアの目線から見ると、「その機能つけると他の場所にも影響出てしまうよね?」とか「特定のお客様に特化するのはちょっと…」という部分があります。kintoneほど大規模なシステムになると、製品のコンセプトからずれないように、や、利用者も多いので自由すぎる機能追加はかえって利便性を損なってしまいます。
今現在、僕が構築しているシステムは自分の研究室で使われる程度に留まっているので自分が利用者として自由に機能をつけることができ、kintoneのような部分まで考慮しなくていい分、エンジニアとしての目線が足りていなかったと実感しました。
今までスケッチブックに、こんな機能にしよう!ぐらいでまとめていた自分の甘さを実感しました。
インターン3日目
インターンシップもいつの間にか折り返しの日を迎えてしまいました。
時間が過ぎるのは本当に早い(T ^ T)
さて、3日目ですが午前中はいつもの通りその日の流れの説明と、「開発手法」についての座学を受けました!
開発手法については「アジャイル開発」や「スクラム開発」といったものの説明を受けました。他にも「ウォーターフォール」なんかもありますよね。
座学を受けて開発手法に関して感じたことは、どの開発手法が良いとかそういうことではなくて、そのチーム、システム、規模に合ったものを選択するのが 大事だということです。昔の手法だから古いとかそんな短絡的な考え方ではいけないな。と。
座学を終えると、前日に少し修正を残していた仕様書を完成させました。ちなみに、ソースコードはgitで管理しました。
午後からは課題である印刷プレビューの実装に映りました!
この印刷プレビューの実装について簡単に説明します。
皆さんが印刷をするときに、Ctrl+Pとか右クリックで「印刷する」を選んでいると思いますが、そのときに表示されるプレビューに対してデザインを作るというものです。
PCの方は、今印刷プレビュー画面を出してみるとわかると思いますが、元々のページと大分違う画面がプレビューとして表示されると思います。
この違いをできるだけ無くして、印刷画面が作れるようにしました。
元々は印刷画面生成にインターンシップ期間を費やすつもりでしたが、この3日目において印刷画面のプレビューの大枠自体は完成したので、チューターの方と相談して、これまで手を出したことのなかった、テストをやってみようかという話になったのですが、テストの実装自体は、4日目の午前中に座学で取り扱うということだったので、4日目にすることになりました。
3日目の夜には勉強会ということで「アクセシビリティ」について、Webサービス開発コースのチューターの方にUX/UIデザイナーコースと合同で開催していただけました!
正直、僕の勉強不足でタイトルだけでは全くどんな内容なのかわかりませんでした(^^;;
「アクセシビリティ」だから、「アクセス+アビリティ」で「アクセスのしやすさ?」という安直なイメージでUIの話かな?と思いました。
「スマホの画面を見ずにサイボウズの住所を探すことができますか?」とチューターさんの問いかけに、 「…う、っえーと、わかりません」と、
皆さんはスマホを使って「画面を見ずにサイボウズの住所を探すこと」ができますか?
答えは、近くにありました!iPhoneなら
設定→アクセシビリティ→VoiceOverをオン
にしてみてください!!画面上でフォーカスされている部分が読み上げられます。
この読み上げ機能を使ってググってみたらわかりますが、検索結果画面で読み上げられる時に、
青色の文字で書かれている見出しの部分をどんな風に読み上げられているか聞いてみてください!
おそらく
「〜〜、見出しレベル〇〇」
のように読み上げていると思います!
これって新聞紙の例で話すと、1面に堂々と書かれている文字が見出しレベル1で、真ん中ぐらいのページにあるそこそこな大きさの見出しが見出しレベル3ぐらいです!
盲目の方はこの読み上げ機能を使って、少し時間があれば、そのサイトの大体の大枠を掴めるのだそうです!!!
僕もこの機能を使ってみましたが、5分あっても「サイボウズ」の文字が打てなくて、いざホームページに入っても今自分がどこらへんを見ているのか想像できませんでした。
色々な人の立場になって考えるということを実感した勉強会となりました!!!
インターン4日目
ついに、インターンも4日目となりました。
午前中には、座学として「テスト」について学びました!
午後には、テストを実装していこうと思いましたが、そう理想通りには進まず、前日までの部分で見つかった修正点に費やすことになりました。
4日目の業務後の夜は、サイボウズ様のオフィスにて週一で行われているイベントに参加しました!
驚いたことに、この時にリアルタイムでコメントを書き込みしながら実況のようにしてkintoneを使用していました。自社サービスの利用方法がバラエティに富んでいるなと感心しました。
インターンシップ5日目(最終日)
ついに最終日がやってきました。
もう最終日。
そう思うと寂しい気持ちになり、朝5時に起きて皇居まで走りに行きました。
!?
すいません。笑
皇居走るの憧れてたんです。
初日から走れる日を探っていたのですが中々見つからなくて、結局最終日になってしまいました(^_^;)
はい!ここからは本筋のインターンシップ最終日のお話です!
最終日は、午前中が実装最後の追い込みの時間となりました!最終日はこの時間を使って、前日実装できなかったテストを実装しました。
実装するテストはブラウザテストと呼ばれるもので、Seleniumというツールを使って実際にブラウザ(safariとかchromeとかfirefoxとか)に表示されているもの自動で操作しながらチェックするものです。
テスト実装は初めて触ったということもあり、すんなりとはいきませんでしたが午前中には終わらせることができました!
最終日はインターンシップで作成した機能の成果発表があります。
UX/UIデザイナーコースのあとにWebサービス開発コースの発表でした。
UX/UIデザイナーコースの発表はすご過ぎて、同年代には尖っている人がいるな〜と刺激をもらいました。
スライドのおしゃれさはさることながら、発表スキルも高い!うらやましい!!
まぁ、それはさておき、Webサービス開発コースの成果発表が始まり、久しぶりのプレゼンで緊張しましたが、無事終えることができました。
成果発表会中にはkintoneを使ってリアルタイムでコメントが書き込まれていて発表終了後に確認した時に、「実際に使える!」とか「欲しいと思ってた!」と書き込まれていて嬉しかったです。
他には、「将来情熱大陸に出てそう」と書かれていたのは笑ってしまいましたwww
どの部分に情熱大陸感出てたのだろう?
また、発表の最初で「皇居を走った」ことを伝えたことに対して、サイボウズ様のランニング系の部活で活動している方から「昨日走ったから誘えばよかった」とコメントがありました。まさかのすれ違いでした(^^;;
成果発表会が終わると懇親会が開催されました!!
発表後のご飯は幸せすぎる。
全部が終わったと思って気持ちが楽になって、いろんな社員さんと話をすることができました!
懇親会の途中では「完走証」をいただきました!賞状はいつぶりでしょうか。
完走証にはインターンシップ生、一人一人に違うことが書かれていて感動しました!
全員が完走証を頂いたあとは、集合写真をとりました!!
みなさん良い笑顔すぎる!優しさが溢れてますよね!!!
インターンシップを終えて
一週間は本当にあっという間で、こんな先輩・同期と働けたら面白そう!と思えたインターンシップでした。
本当にお世話になりました。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!!
ぜひぜひ、コメントしてくださると嬉しいです。
農業に関係のある方からのコメントも待っています!!
農業でITをよくしたい!
こんにちは!
僕はWeb系のサーバーサイドの勉強をしている大学院生です。
これまでは研究室で使われるシステムの開発をしてきました。
将来的には「農業」と「エンジニア」を組み合わせた仕事をしたいと思っています!
そこで今年の夏休みは、
サイボウズ株式会社のサマーインターン2017に参加してきました!!
サイボウズ株式会社は「サイボウズOffice」「Garoon」「kintone」などのグループウェアの開発、販売、運用を扱う会社です。
なぜ、僕がサイボウズさんのインターンシップに参加したかについては後々お話しするとして、
僕がサイボウズさんのインターンシップに参加した中で一番みなさんにお伝えしたいこととは、
自分が「行動」しなければ何も始まらない。
ということです。これは、僕がインターンシップ先でお会いした中村龍太さん(以下龍太さん)の実体験の中で語られた言葉です。今では、僕はこの言葉を身に染みて感じています。
「農業」と「エンジニア」2つの分野で働く方々との輪を広げたいという気持ちから自らが行動し情報を発信していくことを大切にしています。
この言葉だけを見たら、
「自分が行動しなければ何も始まらないだなんて当たり前のことではないか」という反応が大抵返ってくると思います。
それではなぜ僕は「自分で行動を起こす」ことがとても重要であると思ったのか、
その背景について順々にお話ししたいと思います。
インターンシップに求めたもの
僕が本格的にプログラミングを学習し始めてから1年半が経ちます。
大学で習った基礎程度のcやJavaを頼りに、研究室で運営していたWebサービスを改良するためにPHPを学び始めました。
正直、最初の半年は地獄のようでした。PHP以外にも、JavaScript、HTML、CSS、DBのような関連知識が多く何度も「自分は何の勉強をしているのだろう?」とくじけそうになりました。
それでもやり続けられたのは開発環境上でチュートリアル程度の知識でも自分が書いたコードが動くことに感動し続けられたからだと思います!
そんな時期を乗り越えて、1年が経つ頃にはDBと連携しながら自分の頭にあるイメージを画面上に表示させることができるようになっていました。そして、同時にその頃から
「これまでの知識が実際の開発でどのぐらい通用するのか知ってみたい」と思うようになっていったことがインターンシップに参加しようと思ったきっかけでした。
そして、僕の職業選択の1つとして「エンジニアとして農業に携わる仕事がしたい」と考えていたことから「農業IT化」に非常に興味がありました。(僕がなぜ、農業に興味をもっているのか?それは初めに書いたブログに少し載せています。気になる方はそちらをどうぞ!)。
以上のことから「農業」と「エンジニア」に関連するインターン先を探していたところ、サイボウズ株式会社に所属しながら「農業とIT」を軸に、「複業」という形で働く龍太さんの記事を発見したのです。
記事の中で特に気になった部分は「複業」という考え方です。「副」ではなく「複」です。副業というのはどちらかがメインでどちらかがサブの職業になることです。対して、複業とはどちらもメインに働くことです。僕は将来的に農業とエンジニア、どちらもメインとして働くことができたら幸せだと思っていたので、複業という考え方はまさに理想的でした。
僕がインターンに応募した主な理由は技術力を試すことでした。その一方で龍太さんとお話することできたらいいなと思いが次第に大きくなっていきました。元々の目的に加えて尊敬できる人が働いている職場であるサイボウズ株式会社のインターンシップを選ばない理由はありませんでした!
インターンシップの内容についてはこちらにて詳しく書いているので、サイボウズさんのインターンシップに興味がある方や来年就活を迎える学生さんに見てもらえたらと思います!
僕が気になる4つのこと
僕はインターンシップ初日に、「技術者と農業を組み合わせることに興味があります」ということを人事の方に自己紹介をしました。
すると、インターンシップ中の連絡手段として使用していたkintone&Garoonにて龍太さんとの面談が組み込まれていたことに僕は気がつきました。
僕にとっては、サプライズ的に龍太さんとの面談が決まりとても嬉しかったです!
僕は龍太さんとの面談前にはたくさんの記事を読み返し、限られた時間の中で自分が聞きたいことはどんなことなのかを以下のようにまとめました。
- 現在所属している企業との出会い
- 農業を複業に選んだのはなぜ?
- どのようにして農業にITを組み合わせているのか?
- 新卒から複業を視野に入れることについてどう思うか?
1.現在所属している企業との出会い
僕は、龍太さんの特集記事などで龍太さんが企業に属するに至る簡単な経緯は知っていたのですが記事には書かれていない細かい部分を聴くことができました。
お話のなかで、
赤木:現在所属している方との出会いは運の巡り合わせだったのでしょうか。
龍太さん:私は運というのはないと思っています。自分が行動したからこそ、現在所属している会社の社長と出会うことができました。
僕 はこの言葉が心に引っかかりました。
偶然その事象が起こるためには、それを引き寄せる行動を起こさないと人は寄ってこない。その行動を起こしている時点で、偶然ではなくなっているのかな。
と自分なりに考えました。そして、
龍太さん:自分が行動しなければ何も始まらないよ。
この言葉は今までも聞いたことがありました。しかし、僕にとって、
「農業とITを組み合わせてどう切り開いて行くか悩んでいる時に、龍太さん自身の体験によって語られた、自分から行動することの大切さを聴けたこと」
が非常に重要でした。
今までなんとなく行動しなきゃダメだよねという僕の考えは消え、自分から行動したい!と思えた瞬間でした。
2.農業を複業に選んだのはなぜ?
赤木:中村龍太さんは初めから農業を複業にしようと考えていたのですか?
龍太さん:全く考えてませんでした。いろんな人に、農業に興味があるとかやってみたいという話をしていたら、そこから広がっていきました。
農業へのこだわりがあると思っていたので、全くというのはまさかの答えでした。
でも、この話は「1. 現在所属している企業との出会い」でも話をした「自分で行動する」という部分とも被っているのかなと思いました。そうでないと農業に興味ない人に農業の複業の話は降ってこないと思います。
龍太さんは多くの人と関わる際に、農業以外の話の中でも自分が興味のある農業についての話をすることで情報発信をしてきたのではないかと思いました。
僕は、大事なのは自分が考えていることをいろんな人と共有することだということに気付きました。
3.どのようにして農業とITを組み合わせているか?
kintoneと農業を組み合わせているという情報だけでなく、実際にどんな情報をkintoneで扱っているのか気になりました。
僕は、実際に龍太さんが育てるリコピン人参の栽培管理をkintoneで行っている画面を見せていただきました。農家さんが手書きやエクセルで管理していそうなものが見ただけでわかりやすく表示されていたり、多くの人と現在の野菜の成長度合いや過去の肥料、機械の管理状況を共有できたりといったシステムとなっていました。
僕は、農業とITの行き着く先の1つであるセンサーを利用して栽培の管理をすることやノウハウの伝達技術を見れたことで今後のモチベーション向上となりました。
4.新卒から複業を視野に入れることについてどう思うか?
正直僕は、龍太さんが農業とITの複業ができているのは若い時に技術者として働いて基盤を作り、人脈を広げキャリアを積んだからではないかと思っていました。それに比べ僕はまだ、胸を張って自慢できる人脈もキャリアもありません。それに今後、就職した時に新卒から複業したいと考えることは会社に対して非常に失礼なことではないかという不安もあります。
これを、龍太さんに話してみたら間髪入れずに
龍太さん:やってみたら?
と一言。僕の予想とは全く異なるお返事が返ってきました。続けて、
龍太さん:僕が農業に関わり複業を始めたのが30歳を超えてからだったから、きみが今から始めたら僕より10年早くいろんな挑戦ができるし、僕よりすごいことができるよ。
僕自身、質問をする前に龍太さんに後押ししてもらいたいという反面、新卒から複業をすることは難しいという答えが返ってくるのではないかという不安もありました。
僕は龍太さんの言葉を聴いて、心につっかえていた不安が晴れていくようでした。
人から話を聴いて自分を変えるための3つの要素
SNSやブログは情報収集のツールと考えていた僕が、自分の考えを発信して多くの人たちとのつながりを作りたいと思い、情報公開のためのブログを始めることで自分を変えるための一歩を踏みだしました。
僕は、龍太さんとの面談を振り返り自分を変えることができたのは3つの要素があったからだと思います。
それは、
- 尊敬する人物
- 話を聴く内容に対して本気で悩んでいる
- 自分から行動する
この3つの要素です。
今回の面談では、人から話を聴いて自分を変えるための3つの要素が全て揃っていました。1つでも欠けていたらこのブログを書かず、自分を変えようとしていなかったと思います。
僕はこの条件は偶然ではなく、必然的に揃えることができると思います。まずは、本気で悩んでいることを考え、悩んでいる分野で活躍する尊敬できる人物を見つけ、その人と話をするために自分から行動を起こすということです。
インターンシップで自分の実力を試すことが主な目的とはいえ、インターンシップ中に今回の面談が可能になったのは偶然ではなく、必然であったと思います。
本当に、僕にとって大きな体験でした。
自分のことを伝えてみました
インターンシップ最終日には成果発表会がありました。僕はそこでインターンシップ期間中に実装した機能の説明をした後に、インターンシップに参加して自分の将来のことについて深く考えることができたことを伝えました。
僕はサイボウズさんのインターンシップでお世話になった一人一人と真正面から関わったことで、自分なりの将来の働き方を考えることができました。そして僕はこのインターンシップの中で最も重要であると感じた「自分で行動すること」を実践し、農業とITに関わっていきたいと思いました。
農業×ITで働く全ての方へ伝えたいこと
インターンシップ終了後にこのブログを開始して自分の考えを発信していこうと思っていて、
将来的には、農業とITのどちらも大切にする働き方ができれば良いなと思っています。
ざっくりと「農業×IT」で働いていきたいですが、
じゃぁ、どう組み合わせていきたいかと聞かれれば
はっきりとした答えは見つかっていません。
ただ、インターンシップを終えて、考え方が大きく変化しました。それは、
農業でITをよくする
です。「ITを使って農業を良くしていく」というのはよく聞きます。ですが僕は技術者として農業に携わる中で、農業を大切にする気持ちを忘れないために、「農業のおかげでITが良くなっていく」ことができるように農業とITを組み合わせていきたいと思います。
そして、その組み合わせは最近話題の IoTでセンサーを使って管理するのか、流通の部分なのか、それとも新しい何かなのかもしれません。
そこについては、後一年半ある大学院生活の中で探りながら、ブログでも発信していこうと思っています。
今回のインターンシップでは、技術的な部分はもちろんなのですが、自分の人生にも変化をもたらしてくれる体験をさせていただきました。
僕をインターンシップに選んでくださったサイボウズ様に感謝いたします。
最後まで読んでくださって本当にありがとうございます!!
ぜひぜひ、コメントしてくださると嬉しいです。
農業×ITで働くの方からのコメントも待っています!!
農業とエンジニアと時々大学生
今日から備忘録も兼ねて、考えてることや思っていることを残していこうと思います。
毎回、「農業」、「エンジニア」、「農業とエンジニア」の3パターンで更新していこうと思うので、ゆる〜く優しく見守っていただけると嬉しいです!!
簡単に自己紹介しておくと、
僕は福岡の大学院1年生で
小さい時に米農家の孫として、
苗づくりから、田植えをして、稲刈りをするところまでおじいちゃんの手伝いをしていました!
収穫を迎えた時の幸福感は凄まじいものがありました。その時の思い出が今でも残り、
今では農業とエンジニアの両方を自分の仕事にできないかと模索する日々です。
鹿児島県出身なのでめちゃくちゃなまりがすごいです!福岡に5年住んでいますが、抜けません。
むしろ抜きません!!
学部3年生の頃から家庭菜園を始めて、4年生の頃にはカブやらほうれん草やらネギやらを初めて収穫しました!
次はほうれん草とじゃがいもを育てます!!
というより育てています!
ちょっとずつ芽が出てきているので、毎週の成長の様子も伝えていけたらな。と
そして、その次はエンジニアらしく、センサーを使って野菜たちを管理したり、水やりの自動化とかをやってみたい!