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連作障害ってどんなもの?

どうもこんにちは。

 ベランダで育てているジャガイモの成長速度に驚いている福岡の大学院生です!

 

ジャガイモの芽

 

学びたいことがありすぎてなかなかブログを更新する時間が取れず月2回ぐらいのペースでしか書くことできなそうですが、ほのぼのしたものから農業とITについての話題までお伝えしたいことがあれば書いていきますので、ぜひゆるい目で記事をお待ちください。

 

 

連作障害とは 

さて、今日ブログに書くことは「連作障害」というものについてです。

農業界隈の方は知っているワードかと思いますが、連作障害とは毎年同じ場所に同じ野菜を育てることで、土壌が悪化し野菜に病気をもたらすものです。土の栄養に偏りが出たり、病害虫が住み着いたりすることで野菜の生育に影響を与えてしまうイメージです。

 

今回は僕のベランダで育てている、「ほうれん草」でその環境を作りました。わざとその状況を作り出すのは心苦しいところがありますが、より野菜のことを知ってより良い野菜を作るためには必要だと思いました。お許しください。

 

連作障害には連作年限と呼ばれるこの期間は連作を避けてくださいという期間が目安として定められています。ほうれん草は1年間です。発生する障害についてはこちらを参考にしてください。

 

僕のベランダの栽培環境について

僕が今回収穫を目指すにあたって3つのパターンでほうれん草を栽培する環境を作りました。種は、鉢に対してまんべんなく植えるようにしています。

1. 半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)

2. 半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)

3. 新しい土、※塩水選を行った種を使用(白鉢)

※塩水選とは

下の写真を参考にしながら確認してください。(種まきから約1ヶ月の様子)

3つのほうれん草栽培

 

上の画像だけでも、生育の状況が異なる様子がわかるかもしれません。

 

まず、茶色鉢について考えてみます。

半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)

 ※半年前と同じ土、2、3よりも1週間早く種まき(茶色鉢)

 僕が想定していた病気とは全く違いましたが、以下のようなことが起こりました。

・種が発芽しないものがある

・発芽しても成長が止まってしまう芽があった(画像からは取り除いてます。)

・生育の状態がバラバラ(よく成長しているものやそうでないものが混ざっている)

 

次にこげ茶鉢について考えます。

半年前と同じ土、塩水選を行った種を使用(こげ茶鉢)

 ※半年前と同じ土、塩水選を行った種を使用(こげ茶鉢)

こちらもまた想定外でした。

・ほとんど茶色鉢と同様の状況が起こった

・発育の様子はどの芽も同じように育っている(但し、発芽後に成長が悪く取り除いている芽は存在している)

 

最後に白鉢についてです。

新しい土、塩水選を行った種を使用(白鉢)

※新しい土、塩水選を行った種を使用(白鉢)

 こちらは想定通りの成長を見せてくれました。

・鉢全体から発芽している

・成長のスピードがどの芽も同じぐらい

 

まとめ 

土を変えたもの、種まきの時期をずらしたもの、塩水選を行ったものを組み合わせて3パターンのほうれん草の生育をみました。

今回の成長を見ると次のようなことがわかったのかなと思います。

・ほうれん草は半年で連作すると発芽と発芽後の成長に影響がでる

・1週間早く種を蒔いた茶色鉢の1週間ほど早く発芽したが、その後は新しい土を使用している白鉢のほうれん草と同程度の成長具合になっている

・こげ茶・白鉢の芽の成長具合から、塩水選を行った場合には発芽後の成長がどの芽も同程度になり、塩水選の効果が実証された

因果関係はわからないですが、こんなところかと思います。

 

やはり、発芽しなかった芽や、成長の悪い芽が存在したことを考えると今回僕の好奇心で環境を変えて育てているほうれん草に謝りたいです。

僕はその分今成長している野菜達と、これから育てる野菜達を美味しくすることで野菜達に恩返しをしていきたいと思いました。

 

今回は「農業」に関するお話を書きました。

ブログの感想や今度はこんなことを試してみてはというものがありましたら、ぜひぜひコメントしていただけると、いろんな人たちを話ができるのでよろしくお願いします。

 

次回「農業」「IT」どちらか、もしくはどちらも合わせた話になるのかは決めていないですが、また書いた時にはほのぼのした気持ちで読んでみてください。

 

それではまた(^^)/~~~